作品

自分が素晴らしい作品に出会ったと思った時の素晴らしい作品。
それは「何度読んでも同じ視点で読めず、読むたびに感じる事、つまり感想が変わる作品」だ。


まず「同じ視点で読めない」というのは一度読んで作品の大体の流れを掴んだが、他の視点で読みたくなってしまうということである。
次に「感想が変わる」というのは他の視点で読んだ時、以前と読んだ時とは違う事に気になるということである。
ただし「変わる」と表現したのは、以前と同じ事を感じる事がある場合があるからだ。無意識的に同じ事を感じる事もあるが、その時は自分にとって無意識なので考えないことにする。
さて意識的に同じ事を感じた時だが、同じ感想なんだけど見る視点が全く違うという前提がある。そして大抵の場合、以前感じ終えた点を通過し、その先の点まで感じる事が多いと思う。この点は以前感じた方向と似通る事もあるが、異なった方向である。たまに向きを変えて正反対になることもある!

この二つの事があれば自分は素晴らしい作品に出会ったと思う。


今、ジョジョを読んでいて強くそれを思っている…。