Bentley Continental GT Speed
まずは写真からどうぞ
ベントレー史上、最強モデルのベントレー コンチネンタル GT スピード。最高速度は326km/h*1。
まぁただのセダンに見えるかもしれません。私は今回スポーツカーを中心に写真を撮ってきましたしね。しかし、ココは特別です。
なぜならベントレーだから!
ベントレー(Bentley)はwikipediaの冒頭にこう書いてある。→リンク
ベントレー(Bentley)は、イギリスの高級車・スポーツカーメーカー。
wikipediaの写真で確認していただきたいのだが、まさに超高級車だと思える車を生産しているが、どうしてスポーツカーなのか?以下wikipediaの要約をどうぞお読みください。
1919年、つまり第一次世界大戦のころに設立された自動車会社。それがベントレー。
創業者のW.O. ベントレー(以下W.O.)は、大戦中に"Bentley BR1"という高性能の航空エンジンを開発し、最も高い評価を得た。その技術をもってしてW.O.が設立した自動車会社。そうそれがベントレーなのだ。
また1923年〜1930年のル・マンの
黎明期 *2に5回も優勝した。W.O.が持つ技術の証明を表している。
このようにベントレーは高性能スポーツカーとして有名になった。
しかし、世界恐慌の影響を受けベントレーは1931年にロールス・ロイスへ吸収合併された。しかもレース活動を封印。2001年にル・マンに復活するまで実に71年、モータースポーツ界から姿を消すことになった。
ちなみに創業者のW.O.はラコンダという別の自動車会社に移籍し、ル・マンで勝利した。また後にアストンマーチンのDBシリーズの直列6気筒エンジンの開発者としても有名になる。
ベントレーはロールス・ロイスによる買収後、ロールス・ロイスのような高級車を生産した。しかし、1980年以降はターボエンジンのターボRといったスポーツタイプの生産を行い、ロールス・ロイスとは一線を画すようになった。
1998年にはロールス・ロイスの売却を巡る一連の騒動の結果、ロールス・ロイスはBMWグループにベントレーはVWグループに買収された。
VW傘下となったベントレーは2001年からル・マンに再び参戦。スピード8というレースカーが2003年のル・マンで優勝したことは記憶に新しい。*3
現在はVWグループの高級車部門の一つ*4としてスポーティーな高級車を生産している。
いかがでしたか?ベントレーのことを知らなかった人はこれでもうベントレー通!w
ではTMSで撮ってきた写真をどうぞ。
先ほども紹介したベントレー コンチネンタル GT スピード。実はこの車名、1920年代W.O.Bentleyによる伝説の"Speed"の名を受け継いでいる。*5
●全長×全幅(ミラー付き)×全高:4804×2102×1380mm
●ホイールベース:2745mm
●動力源:ガソリン
●動力装置:W型12気筒 6L
●駆動方式:4WD
●最大出力、最大トルク:610ps/6000rpm、750Nm/1750rpm
●乗車定員:4名
続いてBentley Brooklands(ベントレー ブルックランズ)。日本では初出品。
Bentleyの会長であるDr.フランツ=ヨゼフ・ペフゲンによると、この新型クーペ誕生の動機を次のように語る。
「Brooklandsサーキットに不朽の名声を刻んだ"Bentley Boys"。そのスタイル、パワーそして時代の放ってきた輝きがこの原型です。」
鮮明に見えませんが、先端にはベントレーのオーナメントがあります。
インテリア。ブルックランズは550台限定だそうです。
●全長×全幅×全高:5411×2078×1473mm
●ホイールベース:3116mm
●動力源:ガソリン
●動力装置:V型8気筒 6.8L
●駆動方式:FR
●最大出力、最大トルク:537ps/1050Nm、1050Nm/3250rpm
●乗車定員:4名
さて今回はTMS行った人には印象に残っているだろうムービーがあります。
YouTubeより
ベントレー コンチネンタル GT スピード
スライドショー形式のムービー。
氷上でのテスト。実は氷上での最高速記録の321km/hをコンチネンタル GT スピードは持っていたりします。
ベントレー ブルックランズ
2007年ニューヨーク国際オートショーでの映像。
2007年ニューヨーク国際オートショーでの注目された車の紹介ムービー。