くそみそテクニック 1 〜「くそみそテクニック」そのものについて
「くそみそテクニック」は漫画です。
「薔薇族」という昔からあるゲイ雑誌に載っていた作品です。
つまり同性愛が描かれた漫画、または男同士のホモ系の漫画です。
ここまで読んで、既に不快感を感じた方はどうぞコチラよりお立ち去り下さいませ。
自分はネタのつもりで書いてます。*1
ネタですが、かなり長くなること間違いなし。
続きは以下のリンクから
・・・いいですか?
今回は「くそみそテクニック」そのものについてです。
ではいきます。
まずはてなダイアリーのキーワードから
老舗ゲイ雑誌『薔薇族』に連載されていた、山川純一作のゲイコミック作品。18禁。 「ウホッ! いい男…」「やらないか」の元ネタ。 作品の持つそのインパクトゆえ、2chをはじめとしたネット界隈では、しばしばパロディの元ネタとして引用・改変される。 山川純一=ヤマジュン作品の代名詞として、また山川純一自身を指す代名詞としても使用される。。
まぁだいたいこの通りですが、もっと詳しく見てみましょう。
くそみそテクニックは「薔薇族」1987年漫画増刊「バラコミ」2号に掲載された山川純一の一話完結の漫画である。インターネット上での「ヤマジュンブーム」の火付け役となった作品であり、現在では氏の代表作と認識されている。
概要
コミカルな作風と魅力的かつ個性的なキャラクター、独特の語彙で同性愛者でない者にまで愛されている山川純一の代表作。復刊もされた。
とまぁWikipediaの冒頭部はこう書いてある。
インターネット上での「ヤマジュンブーム」とは一体どのようなものであったのかは「山川純一」の項より以下に記す。
インターネット上での広がり
10年以上にわたって日の目を見ることのなかったヤマジュン作品が再び脚光を浴びる事になったのは、あやしいわーるど@暫定 (暫定退避)というチャット風掲示板において2002年2〜7月ごろ(2002年6月12日にあやしいわーるど@みらい(現あやしいわーるど@qwerty)において大きな話題となっていることが確認されている)に匿名投稿者が山川の作品、『くそみそテクニック』からの1ページをスキャンし、違法に公開したことが発端であった(2001年からという説もあるが、ログの追跡が困難であったためひとまず確認できた最古の時期を表記する)。本物のゲイでも有り得ない、荒唐無稽とも思える内容や台詞回しが滑稽で笑いを誘い、一部のネットワーカーの間でひそかな話題となっていた。2003年3月ごろ、画像掲示板群ふたば☆ちゃんねるに山川の作品が公開され、ブームの兆しを見せる。ほぼ同時期、さらに輪をかけて利用者数の多い匿名掲示板群である2ちゃんねるにも笑えるネタとして飛び火し、認知度が飛躍的に高まった。作品中の台詞である「ウホッ!いい男……(道下正樹)」「やらないか(阿部高和)」はたちまち流行語となり、「ヤマジュン語」と呼ばれ、「ウホッ」という言葉がゲイを意味するようになるほどの浸透を見せ、2ちゃんねるのみならず、あらゆるコミュニティにおいて一大ムーブメントを巻き起こした。この為、それ以前に書かれた漫画の「ウホッ!(うほっ!)」が全てゲイ的に取られるという現象が起きている(例:横山光輝版『三国志』の張飛のセリフ等)。
更に、人気の上昇に伴って国立国会図書館で当時の「薔薇族」を探し、当時の作品をサルベージする(掘り起こす)者が現れ始め、ほとんどの作品がネット上に違法公開された。この人気は一部のものに留まらず、ゲーム、Flash、画像コラージュ、アスキーアートなどの二次創作が活発的に製作された他、オンリーイベントも催された。最終的にはファンによる復刊ドットコムへの復刊運動も発生し、実際に『ウホッ!!いい男たち ヤマジュンパーフェクト』というタイトルで今までの単行本や未収録作品をまとめた本が発売され、5000円と高額ながらすぐさま完売に至った。この人気には「くそみそテクニック」に見られるコミカルなインパクト以外に、短編としての面白さも評価されてのものだと思われる。また、ヤマジュンの魅力は本来の対象のゲイの男性のみならず女性をも虜にし、女性のヤマジュン愛好家をペニスが無いことを由来とした『無ジュニア』という名前で呼ぶようになった。
ヤマジュン作品がこれほどの高い人気を獲得している理由には、実際に雑誌上で作品を体験した訳ではない世代や、同性愛に興味のないノンケの読者でもそれ程抵抗感なく読み進められるタッチである事、そして短編ながらよくまとまった構成やストーリー性・ギャグ・シリアスな展開などが挙げられている。ヤマジュン作品の多くは、単純にゲイセックスだけを扱っているのでは無く、ゲイを取り巻く環境・犯罪・精神世界・家族の形など様々なテーマを扱っている。ヤマジュン作品のブレイク以降も、笑えるネタとしてホモ漫画が発掘される事はあったものの、これ以上の人気を得た作品は存在していない。
ブームは既に過ぎているものの、インターネット上のサブカルチャージャンルでは、ある種の「定番」として広く受け入れられ、完全に定着するに至っており、画像コラージュ等の定番とされている。さらに同人界ではヤマジュン朗読CDも少数ながら作られた。
そうこの「くそみそテクニック」は1987年の漫画。
ブームになったのは21世紀入ってから。
そうまさに10年以上越しのブームなのである。
現在ではブームではなくもはやネタの「定番」となり、掲示板やブログ等でゲイ関連の話がでると「ウホッ!」「やらないか」「アッー!*2」といったコメントが必ず見られるようになった。
10年以上も経てば、山川純一の単行本は絶版されているのも当然。
そこで復刊ドットコムにおいて復刊運動が行われた。
その結果がこれだ。
- 作者: 山川純一
- 出版社/メーカー: 復刊ドットコム
- 発売日: 2003/11/01
- メディア: コミック
- 購入: 19人 クリック: 5,175回
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内容は今までの単行本や未収録作品をまとめたもので、定価はなんと5000円!
2003年11月、その本は発売され即完売、2007年現在、品切れ中。
ネタとして広まったブームとは思えないほどの売れ行きであった。
では、amazonのレビューを紹介しよう
171 人中、169人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★ ウホッいい漫画, 2005/11/19
By carrion crow (埼玉) - レビューをすべて見る見た瞬間即決で注文ボタンを押しました。
実際、手にとって見ると本が厚くて読みにくくなるほどのボリュームです。ネットではUPされていない単行本未収録の作品もあり、まさに「買い」な商
品です。ファンなら見逃せません。
たしかに内容は人に見せられるものではないですが、読んだあとにはきっ
と人生の視野(?)が変わっているとおもいます。
こういう世界もあるんだな、と感じるでしょう。
ある意味、男の聖書とでもいいましょうか。単にネタとして買ってみるには手の出しにくい額ですが、かなりお勧めで
す。ちなみに自分はホモではありません。ウホッ
173 人中、167人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★ ヤマジュン作品の決定版, 2004/7/20
レビュアー: カスタマー「ウホッ、いい男」「やらないか」など、多くの流行語でネット中にブームを巻き起こした山川純一の作品集。
「君にニャンニャン」「兄貴にド・キ・ド・キ」「ワクワクBOY」の単行本3冊に、名作「くそみそテクニック」などの単行本未収録作品11編を加えた一冊。
値段は張りますが、この濃い内容とボリュームの多さ。買いです。
とまぁ所詮はレビューであるものの、これは参考にしてもいいんじゃないかい?
あとこんなレビューも
124 人中、122人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★ 重版するらしいです, 2006/8/23
By yyyt "yyyyyt" (神奈川県) - レビューをすべて見る復刊.COMでよみがえったヤマジュンの作品集であるこの本も販売終了。
今仮予約が行われていて200に達すると重版するそうです。
そうするとAmaoznでも買える様になりそうです・・・
・・・今これを読んでいる皆さん。まだ定価で手に入れるチャンスがあります。
ウホッ!!いい男たち ヤマジュンパーフェクト
http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=14587886
【仮予約】皆さまからの購入予約数が300に達したら、重版いたします!
※企画の性格上、重版決定後の購入予約キャンセルはご遠慮下さい。
【仮予約とは・・・ 詳細はこちら 】
「ウホッ!!いい男」がネットで流行語となるほどの、ヤマジュン人気です。「君にニャンニャン」「 兄貴にド・キ・ド・キ」「 ワクワクBOY」の単行本3冊に、「くそみそテクニック」をはじめとする、収録の要望が強かった、単行本未収録作品11編をカバーいたしました。ページにあふれるユーモア、人生に注ぐ楽天的なマナザシ、 ヤマジュンが女性を中心に愛される理由です。男が男を愛すること、それは自然なことなのです。
*本書は成人指定図書です。
あれ300かいwまぁとにかく復刊ドットコムに登録すれば仮予約できますよ。
また「ウホッ!! いい男たち2〜ヤマジュン・未発表作品集」なるものもあります。
こちらは電子コミックです。
詳しくは|エラーが発生しました。で
話をもとに戻します。
「くそみそテクニック」はTV番組でも紹介された。個人授業IIというTBS系列の番組らしい。
そんな「くそみそテクニック」の内容に入っていこう。
未だに残っているUPされたHP・・・。
モノクロver.
カラーver.*3
では解説。
あらすじ
導入部
予備校に通う「男に興味がある以外はごく一般的な男の子」である道下正樹。ある日、帰宅途中に尿意を催した道下が、公園のトイレ目指して急いでいたところ、公衆トイレの近くのベンチに座っていた道下のタイプの1人の男性、阿部高和を見かけ、思わず「ウホッ!いい男」と思ってしまう。すると彼は突然ツナギのホックを外し始め*4、自らの逞しいペニスを道下に見せ付け「やらないか」と誘うのだった。突如、このトイレがハッテン場として有名であったことが道下の脳裏によぎった……。
トイレにて
正樹は、阿部に誘われるままトイレの個室に連れ込まれ裸に剥かれ、阿部の口技により射精寸前まで導かれた所で尿意を思い出す。すると阿部は自らの肛門内で放尿するよう正樹に命じるとあっという間に裸になり正樹を促す。戸惑う正樹だが、阿部の臀部の格好の良さに感じ、意を決して背後から阿部の肛門に陰茎を挿入し、放尿し終るとともにオルガスムスに達する。
直腸に注入された尿を排出した阿部は、自らの睾丸(作中ではここでは「キンタマ」と表現されているが、文字通り睾丸の意ではなく、陰茎の婉曲表現であろう)が大きいことを正樹に確認させると、有無を言わさず正樹の肛門に陰茎を挿入する。しかし正樹は便意を訴え……。
エンディング
便意を訴える道下に阿部がツッコミを入れるシーンで物語は終っているので、その後どうなったのかは不明である。
一話完結だったので読みやすかったのではないか。
改めて読んでみたが、やはり常人の域を超えたホモセックスだと思う。
自分はノンケなんでやったことないが、排泄物をそういう風にやりたいとは例えノンケでなくともフツーはやらないだろう。
ただ、この二人の独特の発言が面白い。発言も唐突感があり、やはりフツーではない。
しかもタイトルの「くそみそテクニック」自体もはや意味不明wwww
実際ハッテン場なんてものはいつもどこかしらにある。
ハッテン場という言葉に自分はそんなに衝撃を受けなかったが、これに衝撃を覚える人もいるらしい。
あと成人向けであるが、男がよくやるような「射精」表現がないのに気づいたであろうか?
「フェラ」はあるものの、そんなにエロさを感じるようなものではない。
つまり、この作品にはエロ本のようなエロさがなく、全て「ギャグ」のように見えるのだ。
よってネタ扱いされてしまうw
と、こんなところでしょうか?
では次回はキャラクターについて掘り下げていきます・・・。